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2026年 6月実施 小6
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2026年 6月実施 小6
小6
算数
| 平均点/満点 | 58.5点/100点 |
|---|---|
| 試験時間 | 40分 |
| 小問数 | 25問 |
多くの大問で想定を下回りましたが3の平面図形や難問レベルの9の規則性では想定を上回り、全体としての平均点は想定を少し下回る結果となりました。

2(4)〔正答率40.9%〕人口密度
(多かった誤答)「約186人」10.3% 「無答」9.8%
人口5773人、面積 31km2の町の人口密度を計算し、四捨五入して十の位までの概数で表す問題です。
正解へのプロセスとしては、まず人口密度を「人口÷面積」で求めます。5773÷31=186.22… となります。次に、これを「十の位までの概数」にするため、一つ下の「一の位」である「6」を四捨五入して切り上げ、「190」とするのが正解です。
誤答として多かった「約186人」は、わり算の計算自体は正しくできているものの、「十の位までの概数で」という最後の指示を正しく処理できず、計算結果の整数部分をそのまま答えてしまったパターンです。複雑な計算を終えたことで安心してしまい、条件の確認を怠ったことが原因と考えられます。また、「無答」が 約1割に上ったのは、人口密度の求め方(公式)を忘れてしまい、式を立てられなかったことが要因と推測されます。なお、人口密度の計算は、小学校5年生で学習した内容です。
7(2)〔正答率37.5%〕年齢算
(多かった誤答)「18年後」16.5% 「28年後」6.8%
今9才のしんじさんと37才のお父さんについて、お父さんの年齢がしんじさんの2倍になるのが今から何年後かを求める問題です。
正解へのプロセスとしては、2人の「年齢の差は常に一定」であることに着目します。現在の年齢の差は 37-9=28(才)です。お父さんの年齢がしんじさんの2倍になるとき、2人の年齢の差がしんじさんの年齢と等しくなるため、そのときのしんじさんは 28才だとわかります。したがって、今から 28-9=19(年後)が正解となります。
誤答として最も多かった「18年後」は、問題文の「2倍」という言葉に引かれて、単純に今のしんじさんの年齢(9才)を2倍してしまった(9×2=18)結果と考えられます。「年齢の差は変わらない」という年齢算の基本となる考え方が定着しておらず、表面的な数値だけで計算を処理しようとしたことが原因です。
また、「28年後」という誤答は、2人の年齢の差から、お父さんが2倍の年齢になるときのしんじさんの年齢(28才)までは正しく導き出せたものの、そこで安心してしまい、「今から何年後か」を求める最後のひき算(28-9)を忘れてしまったことが原因と考えられます。
9(2)〔正答率26.4%〕規則性(等差数列の和)
(最も多かった誤答)「3240」13.1%
図の、1枚目から20枚目まで規則的に数が並ぶカードの真ん中(▽)に書かれている整数(4, 8, 12 … 80)の和を求める問題です。

正解へのプロセスとしては、4の倍数が 20個並ぶ等差数列の和を計算します。「(最初の数+最後の数)×個数÷2」で求めることができるので、(4+80)×20÷2=840 となります。
誤答として最も多かった「3240」は、「▽に書かれている」という条件を読み落とし、20枚のカードに書かれているすべての整数(1から80まで)の和を、計算式に正しくあてはめ、(1+80)×80÷2=3240 として求めたものと考えられます。
小6
国語
| 平均点/満点 | 55.4点/100点 |
|---|---|
| 試験時間 | 40分 |
| 小問数 | 29問 |
3(言葉の書きかえ)が想定を上回りましたが、その他の大問で想定を下回り、全体正答率は想定をわずかに下回りました。特に5(論理的文章の読み取り)は、正答率 50%前後の問題が半数以上を占めており、中位下位受験生にとって得点しづらい問題だったといえます。

1(6)〔正答率18.5%〕漢字の書き 保健所
(多かった誤答)「保険所」14.7% 「保検所」10.5% 「保険書」8.5% 「保検書」5.9%
問題文「ホケンショが検査を行う。」をもとに、「ホケンショ」の漢字の書きを答える問題です。
「ほけん」の部分について、「保険」と書いた受験生が 29.4%、「保検」とした受験生が 23.7%にのぼり、「保建」という誤答も多く見られました。さらに「しょ」の部分を「書」「署」「証」などと書き間違える答案も多数ありました。同音異義語の混同だけでなく、熟語の意味を考えずに形だけで覚えていることが失点の原因です。
漢字を学習する際は、単語単体ではなく例文や言葉の意味とセットで、一文字ずつ正確に使い分ける習慣をつけましょう。
4(4)〔正答率26.3%〕抜き出し 空所補充 星のかがやき
(多かった誤答)「見方や考え方」15.2% 「世界的な発明」6.8% 「おかしな質問」5.6%
本文中の「どんなことの中にも ③ を見つけることは、一番大事なことだ」にある空欄にあてはまる言葉を本文から6字で抜き出す問題です。
正解を導くには、直前のおじさんの「星たちは、ほんとうに美しい」という言葉をヒントにして、文章の後半に書かれている「彼はこの世界のさまざまなものの中に、星のかがやきを見い出した」という記述にまで視野を広げる必要がありました。
誤答の多くは、「~を見つけること」につながる言葉が目立ちました。抜き出し問題では、思い込みで近くの言葉に飛びつかず、文章全体のつながりを広く捉える冷静さを持ちましょう。
5(4)〔正答率49.6%〕選択 面食らった理由

新入社員からいきなり「すみません、カミ、、」と言われて筆者が面食らった理由として、最も適切な選択肢を選ぶ問題です。正答率は約半数にとどまり、選択肢エを選んだ誤答が目立ちました。
正解は選択肢ウ(新入社員が、言葉が通じないのは自分の説明不足のためではなく、「私」の気が利かないからだと考えていたから)です。本文後半で、新入社員が「ずいぶん理屈っぽいですね。もう少し気を利かせてくださいよ」と言い返してきたエピソードが描かれており、これが筆者を最も困惑させた理由です。
一方で、多くの受験生が選んだ選択肢エは、「相手が気の利く人であれば正しく理解してもらえるはずだと思っていた」という、新入社員側の内面的な「思い込みの内容」を説明したものです。しかし、今回の設問で問われているのは、あくまで「『私』が面食らった(驚き呆れた)理由」です。
理由を答える問題では、「誰の、どのような心情に対する理由なのか」という設問の主旨を正しく捉えなければなりません。選択肢の記述がどれほどもっともらしく見えても、設問の問いと正しく「原因と結果」の関係になっているかを一歩立ち止まって確認しましょう。
小6
英語
| 平均点/満点 | 76.0点/100点 |
|---|---|
| 試験時間 | 25分 |
| 小問数 | 45問 |
この公開学力テストの小学生英語においては、 小学5・6年生が同じ問題に挑戦するという形で実施しています。
1~3はリスニング問題、4~7は筆記問題となっていますが、1・2・6などイラスト付きの問題では得点率が高く、 正答率は想定をやや上回りました。また記述問題となる5(単語を書くことができる)でも、 小問ごとでの得点率にバラツキはあったものの、 正答率が想定を上回り、 全体の平均点もやや想定を上回る結果となりました。

1(1)〔正答率86.4%〕リスニング 英単語
(多かった誤答)「イ-face」8.5% 無答0.2%
「単語の聞き分け」の問題です。ここでは、(1)の正答率が想定を下回りましたが、これは他の選択肢 face、nose ともに語尾の発音が似ていることに加え、本英語テストリスニング問題の第一問目ということで少し戸惑いがあったものと思われます。
2(1)〔正答率75.1%〕リスニング 英文
(多かった誤答)「ア-A boy is posting a letter.」13.7% 無答0.2%
「文の聞き分け」を問いました。この問題は「手紙を~している」という英語表現で英語の動詞(post / open / write)の聞き取りでしたが、 ポスト=手紙というイメージからかアを解答とした誤答が多く、 正答率は想定を下回りました。
3(1)〔正答率25.8%〕リスニング 対話文
(多かった誤答)「ア-Yes, I can.」64.0% 無答0.3%

3の問題はイラストや英単語・英文といった解答の手がかりとなるものがありません。その場のヒアリングのみで、 短時間に判断して解答する必要があるために、 難易度が高くなり全体に正答率は低くなります。(1)は単純に Yes や No での返答ではなく戸惑いがあったようですが、 返答としては Of course. で2人の対話が成り立ちます。Yes,~での返答もできますが、 その場合は Yes, you can. でなければいけません。ポイントとなる主語と動詞をしっかりと聞き取ることが必要です。
4〔各設問ごとの正答率〕筆記 アルファベット
アルファベットの書き取り問題ですが、 なじみの薄い小文字も含め小6生は非常に高い正答率となりました。ただし(5)の小文字の j の正答率は低くなっていますが、 大文字 J の形をそのまま小さくして、四線の中一行に記述している誤答が数多く見られました。
5〔各設問ごとの正答率〕筆記 英単語
日常生活の会話でもよく使われる単語からの出題ですが、知っている(カタカナなら書ける)ことと、アルファベットの綴りで書けることでは難易度に大きな差があります。特に(1)バス、(6)2は、想定以上に綴りミスが多く、(1)では bas が多く、basuなど(6)では tu が多く、tuu、tuo などローマ字との混同が原因と思われる誤答が多くなっていました。
6(2)〔正答率72.0%〕選択 英文の理解
(多かった誤答)「ア-I can see a giraffe.」22.6% 無答0.9%

「英文を読む」ことには慣れていない受験者も多かったと思いますが、正答率は答えのカギとなる英単語(イラスト)の難易度によるところが多くなります。
この問題では正解 whale(クジラ)の難易度もありますが、他の選択肢 giraffe(キリン)は馴染みがうすく、 誤答の原因となったようです。
7(2)〔正答率43.5%〕選択 会話文の理解
(多かった誤答)「ウ- Yes, it is.」41.1% 無答1.8%

「会話文を読み取る力」を問う問題です。2人の対話<「質問」と「返答」>が不自然でなく「言葉のキャッチボール」になっていなければなりません。意味(内容)および文法の両面から間違いがないかどうかを確認していくことが必要になります。(2)は There is(are)~. の構文となっていることが理解できていなければなりません。
日常会話では「こういう場面ではこう言う」というセット(定型表現)が非常に多く使われます。一朝一夕で身につくものではありませんが、これを知っているだけで読解スピードも大きく変わります。代表的な対話パターンは口にだして暗唱することを習慣化していってください。
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