講評
2026年 6月実施 小4
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2026年 6月実施 小4
小4
算数
| 平均点/満点 | 58.3点/100点 |
|---|---|
| 試験時間 | 40分 |
| 小問数 | 25問 |
平均点は、想定を少し下回る結果となりました。大問単位で見ても、すべての大問において結果が想定を下回っており、全体的にやや苦戦した印象を受けるテストとなりました。

2(2)〔正答率44.8%〕文章題・かさの単位換算
(多かった誤答)「2dL」16.7% 「1.4dL」14.2%
3L2dL のお茶から、3dL ずつ 6本の水筒に入れたあとの、やかんに残るお茶の量を dL単位で求める問題です。
正解へのプロセスとしては、単位を dLにそろえて計算します。全体の量は 32dL、水筒に入れた量は 3×6=18(dL)となるため、残りは 32-18=14(dL)です。
誤答として多かった「2dL」は、全体の 32dL を 6本の水筒に等分する(32÷6=5あまり2)と勘違いし、あまりの数を答えてしまったことが原因と考えられます。また、「1.4dL」は、残りの量を 1L4dL(または1.4L)と正しく求められたものの、解答欄の単位(dL)に合わせずに小数の形で書いてしまった結果です。
5(2)〔正答率36.9%〕重さ(消去算)
(多かった誤答)「148g」17.8% 「128g」10.4% 「112g」7.5%
図のように、箱にボールを6個入れた全体の重さ(1kg20g)と、ボールを1個取り除いた重さ(872g)が与えられていて、そこから箱の重さを求める問題です。

正解へのプロセスとしては、まず2つの重さの差からボール1個分を求めます。1kg20g=1020g なので、1020-872=148(g)です。次に、全体の重さからボール6個分の重さをひき、箱の重さを 1020-148×6=132(g)と導きます。
誤答の「148g」は、ボール1個の重さを求めた時点で計算を終えてしまったものです。また、「128g」と「112g」は、いずれも 1kg20g を換算する際に 20g をたし忘れ、全体の重さを 1000g としてしまったことに起因します。「128g」は、最初のボール1個分の重さを求める段階で全体の重さを間違え、1000-872=128 と計算し、そこで解答を終えてしまった結果です。「112g」は、ボール1個分は 1020-872=148 と正しく求めたものの、最後に箱の重さを求める段階で全体の重さを間違え、1000-148×6=1000-888=112 と計算してしまったことが原因と考えられます。
誤答の多くは、こうした「うっかりミス」や「問題の読み飛ばし」が原因であるため、日頃から問題文の条件を丁寧に見直す習慣をつけましょう
7(2)〔正答率28.7%〕資料の理解
(多かった誤答)「49枚」19.4% 「82枚」12.0%
表のような、10枚目までは 1枚 5円、11枚目からは 1枚 3円となる色紙を、代金が 146円になるように買ったときの枚数を求める問題です。

正解へのプロセスとしては、最初の 10枚分の代金(5×10=50円)を全体の代金からひきます。146-50=96(円)となり、残りの 96円が 1枚 3円で買った分だとわかります。96÷3=32(枚)となるため、最初の 10枚と合わせて 10+32=42(枚)が正解です。
誤答の「49枚」は、10枚目までの条件を忘れ、全体の 146円をそのまま 3で割ってしまった(146÷3=48 あまり 2より、48+1=49枚)ことが原因と考えられます。また、「82枚」は、3円で買った 32枚までは正しく求められたものの、これに最初の「10枚」をたすべきところを、誤って代金の「50円」をたしてしまった(50+32=82)結果です。複数の条件や単位の混同が起因しています。
小4
国語
| 平均点/満点 | 57.9点/100点 |
|---|---|
| 試験時間 | 40分 |
| 小問数 | 29問 |
2(知識・文法)・5(論理的文章の読み取り)の正答率は想定を下回りましたが、その他の大問は概ね想定に近い結果が出ていました。そのため、試験全体の正答率は想定を若干下回りました。

1(9)〔正答率67.3%〕漢字の書き 鳴く
(多かった誤答)「泣」24.8% 無答4.2%
問題文「おんどりが大きな声でナく。」をもとに、「ナ(く)」の漢字の書きを答える問題です。この問題では動物が声を出すさまを表す言葉を答える必要があるので、正解は「鳴」になります。
誤答の大半は、「泣」と答えたものでした。「泣」も「な(く)」と読みますが、これは人間が悲しみや嬉しさといった感情や、痛みや苦しみなどの感覚を覚えた際に使われる漢字です。このように、漢字を用いる際は、読みが同じ漢字の意味をそれぞれ理解した上で区別することが求められます。漢字を学習する際は、単に「読める・書ける」ことに留まらず、意味や使い方に注意しましょう。
2(5)〔正答率10.8%〕国語辞典の引き方
(多かった誤答)「エ→イ→ウ→ア」32.1%
「ア テーブル イ てづくり ウ てっぱん エ てつぼう」の4つの言葉を、国語辞典に載っている順に並べ替えて記号で答える問題です。正解は「ア→イ→ウ→エ」ですが、正答率は10.8%とたいへん低くなっていました。
1番目にアを正しく選べていたのは全体の42.9%でした。選択肢ア~エの言葉はいずれも「て」から始まるので、2字目(ー・づ・っ・つ)の語順がポイントになります。多くの受験生がこの最初の判断でつまずいて失点していました。
また、誤答した受験生を含めて、「2番目=イ 3番目=ウ」はそれぞれ4割以上の受験生が正答しており、「イ→ウ」という語順は比較的正しく判断できていました。他方、「4番目=エ」を正しく答えているのは、全体の14.3%に留まっていました。この4つの言葉を並べ替える上では、「エ てつぼう」が最後にくることを正しく判断するのが最も難しかったといえそうです。
最も多かった誤答は、上に示したとおり「エ→イ→ウ→ア」でした。選択肢ア・エの順番が、正解とは逆になっている形です。この他にも、1番目に選択肢エを配置して誤答した答案が多くみられました。
5(5)〔正答率31.1%〕選択 内容真偽

4つの選択肢の中から、論理的文章の内容を正しく説明したものを1つ選ぶ問題です。誤答の選択肢イ・ウ・エはいずれも間違った内容をそれぞれ含んでいます。
この問題では選択肢ウ・エの選択率がいずれも20%以上と高くなっていました。特に選択肢エは、選択肢内に登場する「六グラム」といった具体的な数値は本文と一致していましたが、その数字が何の重さを指しているかにまで注意を払わないと正解できないようになっていました。このように紛らわしい誤答選択肢が複数あったため、正答率も31.1%と低くなりました。
選択問題において、ごく一部であっても本文の内容と異なる内容を含む選択肢は正解になりません。問題を解く際は細部まで注意を払って確認しましょう。
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