講評
2023年 11月実施 小3
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2023年 11月実施 小3
小3
算数
平均点/満点 | 58.4点/100点 |
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試験時間 | 30分 |
小問数 | 20問 |
想定を少し下回る平均点になりました。特に、2・3・4の正答率が想定を大きく下回ったことが主な原因です。
2(5)〔正答率66.7%〕重なった紙を上から順に答える問題
(最も多かった誤答)「(2番目が)エ」20.4%
図のように、同じ大きさの4枚の正三角形の紙を、ウを一番上にして重ねたとき、2番目以降を順に答える問題です。
正解は「(ウ)→イ→エ→ア」です。
2番目がイであることは容易に判断できるものと想定していましたが、2番目をエとした誤答が最も多くなりました。
この誤答に至った背景は、いちばん上にある紙がすべて見え、最も面積が大きいことから、「上から順に面積が大きい順に重なっている」と考えたものと思われます。上から順に紙を取り去っていくリアルなイメージ力が必要な問題です。
3(2)〔正答率73.5%〕倍・位取り・資料の読み取り
問題は、次のようになります。単純な倍の問題ではなく、問題文を読み取り内容を理解してから解く問題です。
(7) 地球のまわりを1しゅう回ると、ほぼ4万kmになります。地球から金星までがほぼ4000万kmはなれているとき、地球のまわりを しゅう回ると、地球から金星まで行くのと同じくらいのきょりになります。
カ 10
キ 100
ク 1000
ケ 10000
コ 100000
選択された選択肢の割合は、次の円グラフのようになりました。
「ケ 10000」を選択した受験生は、「万」に目がいってしまい、冷静に位の比較(4と4000)ができなかったものと考えられます。
6(1)〔正答率43.6%〕正方形の辺の長さ
(最も多かった誤答)「24cm」24.7%
図のように、大きい長方形をア~オの5個の正方形に分けたとき、アの1辺の長さを求める問題です。
正方形は5個ありますが、大きさは、小さい順に、エ・オ→ウ→イ→アの4種類です。このことも影響してか、正方形アの1辺の長さをエ・オの4倍と考え、6×4=24(cm)と答えた受験生が多くいたようです。
図に数値を書き入れていくなどし、図形を正確に把握する作業を大切にしましょう。
小3
国語
平均点/満点 | 60.4点/100点 |
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試験時間 | 30分 |
小問数 | 25問 |
1(漢字の読み書き)・2(知識・文法)の学習内容は、学年相応に身についているといえます。3(言葉の書きかえ)も、各小問においてほぼ想定に沿った正答率が出ていました。読解問題(4・5)は、4(文学的文章)は想定をやや上回ったものの、5(論理的文章)は想定を下回りました。試験全体としては、各大問の出来不出来が相殺される形でほぼ想定どおりの結果が出ていました。
1(2)〔正答率49.6%〕漢字の読み 交わる
(多かった誤答)「かか」22.2% 「か」8.7% 無答5.9%
問題の例文(友と親しく交わる。)をもとに、「交」の読みを答える問題です。誤答の中で最も多かったのは、「かか(わる)」でした。「交」には複数の読み方がありますが、「かか」という読み方はありません。例文の文脈(友と交わる≒関わる)や、「交」の送りがな(わる)をもとに、「関わる」と混同した可能性があります。
2番目に多かった誤答は「か」です。「交」には、「交わす」・「いき交う」等、「か」という読み方がありますが、これらはいずれも「わる」という送りがなには繋がりません。「か」と答えた受験生は、漢字の読み方の種類を意識して解くことはできているものの、例文の文脈の読み取りや漢字の送りがなに対する意識が不十分だったといえます。
2(4)〔正答率41.4%〕辞書に出る順
四つの言葉(ア シャツ イ しゃしん ウ しやくしょ エ しゃっくり)を、国語辞典で出てくる順に並べ替える問題です。
誤答の種類は多岐に渡りましたが、1番目の言葉が選択肢ウ「しやくしょ」であることは全受験生の8割以上が正しく答えられていました。
2番目の言葉で最も目立った誤答は選択肢ア「シャツ」でした。2番目の言葉(イ しゃしん)と3番目の言葉(ア シャツ)の順序に関する理解が、正解するかどうかの大きな分かれ目になりました。選択肢アと選択肢イの順序を見分けるポイントは各語の第三音(ア…ツ イ…し)です。
五十音のルールに従って前から順番に言葉を並べ替える問題であり、各語の字数や、表記がひらがなかカタカナか等に惑わされることなく、五十音の順番を正しく適用して考えることが大切です。
4(4)〔正答率46.8%〕選択 涙をがまんした理由
主人公の「あたし」が泣くのをがまんした理由として最もよいものを、4つの選択肢の中から選ぶ問題です。
最も多かった誤答は選択肢ア「すり傷ぐらいで泣いていると楽くんに思われたくなかったから。」でした。他方、他の誤答選択肢(イ・ウ)の選択率はいずれも5%未満とたいへん低くなっていました。
この問題の傍線部の直前で「あたし」は石垣をすべりおりた際にすり傷を負って、涙がこぼれないようにがまんしています。しかし、このとき「どうしたの?」と話しかけてきた楽くんに対して、「すり傷ぐらいで泣いていると思われたくない」と思って「あたし」が涙をこらえているという内容が読み取れる箇所は、本文中にありません。
国語の選択問題は、正解の根拠となる箇所が本文中に必ず存在します。「もし自分だったら」・「ふつうの子供なら常識的にこのように感じるはずだ」等と主観的な思いこみに基づいて状況や心情をあてはめるのではなく、あくまで本文の内容を客観的に読み取って判断することが必要です。
5(3)〔正答率46.7%〕抜出 すばらしい場所に見えた理由
(多かった誤答)空欄1・2とも無答 31.8%
(多かった空欄1の誤答)「ハシブトガラス」3.3% 「空欄1のみ無答」3.0% 「正解(タカやフクロウ)の抜き出しミス」2.6%
(多かった空欄2の誤答)「空欄2のみ無答」4.7% 「正解(子そだて)の抜き出しミス」2.6% 「食べもの」1.3%
人間の暮らす街がハシブトガラスにとってすばらしい場所に見えた理由は、本文中で3つ説明されています。この問題では、それらの内容を本文中から読みとった上で、問題の条件にしたがって本文と同じ形で問題中の空欄1・2にあてはまる言葉をそれぞれ抜き出すことが求められています。
この問題の正答率(=空欄1・2をともに正しく答えた受験生の割合)は46.7%でしたが、空欄1のみの正答率は52.0%でした。また、空欄2のみの正答率は53.9%でした。したがって、空欄1・2の正解を本文中から抜き出す難度はほぼ同等であったことがわかります。他方、空欄1・2の片方のみを正解した受験生は計21.7%に留まりました。
以上のように、この問題では空欄1・2を片方のみ正解した受験生は比較的少なく、答案が空欄1・2を両方正解した答案と、両方とも誤答するかに大きく二分されており、文章の内容を読みとる力の差が点数に表れやすかったといえます。
誤答の中には、正解の言葉を抜き出しているにもかからわず、カタカナや漢字などの表記を本文とは異なる形で抜き出したために誤答と判定されたものが、空欄1・2で各3%前後見られました。今後引き続き模試を受験していく中で、問題の指示を忠実に守って答えることを心がけましょう。
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