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講評

2025年 2月実施 小2

小2

算数

平均点/満点 63.7点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
1. 大問別正答率(想定と結果)

全体としては、ほぼ想定どおりの結果になりました。基本~応用レベルの大問はしっかり対応できましたが、難問レベルでは少し想定を下回りました。

テスト 小2 算数 正答率(想定と結果)

 

2. 小問別

2(4)〔正答率80.6%〕平面図形(三角形)
(多かった誤答)「ア・ウ」9.7% 「ウ」6.2%

次のア~オから三角形をすべて選びます。

テスト 小2解答 算数 2-(4)

 

正解はウとエです。
ウはほぼ100%の受験生が選ぶことができましたが、エを選べなかったり、アを選んだりした間違いが多くありました。

 

4(2)〔正答率53.6%〕数作り(カード)
(最も多かった誤答)「498」34.4%

数字が書かれた10枚のカード(0 1 2 3 4 5 6 7 8 9)から3枚選び、500にいちばん近い3桁の数を作ります。
このような場合、500の前後で、それぞれ500にいちばん近い数を作り、どちらがより近いか確かめます。
ここでは、正解の501と498が候補になりますが、498が誤答の大半を占めました。しっかりとした確かめが必要です。

 

6(2)〔正答率38.4%〕直角三角形を2つ合わせた形の周囲の長さ
(最も多かった誤答)「80cm」18.6%

3辺の長さが12cm・16cm・20cmの直角三角形を2つ合わせてできた、次の形の周囲の長さを求めます。

テスト 小2解答 算数 6-(2)

 

正解は、12+12+20+20=64(cm)になります。
誤答として多かったのは、目に見える辺の長さをすべてたしたもので、正解の64cmに16cmをたした80cmです。
また他にも、正解の64cmに16cmを2回たした96(12%)という誤答も目立ちました。これは、直角三角形2つ分の周囲の長さの合計です。
復習の際には、周囲を赤ペンなどで1周なぞるなどし、意味を視覚的に理解しましょう。

 

小2

国語

平均点/満点 58.1点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
1. 大問別正答率(想定と結果)

2(似た意味の言葉)はよくできていましたが、3(筆順)・5(点の場所)は想定を大きく下回りました。4(述語)・7(物語文の読み取り)でも想定を下回ったために、平均点は想定よりも低くなりました。
漢字の筆順には、間違いやすいものがあります。しっかり見直しておきましょう。文の主語・述語や読点の使い方などの文法事項については、今のうちに正しい知識を身につけておくことが大切です。7(物語文の読み取り)では、抜き出し問題に課題が見られました。

テスト 小2 国語 正答率(想定と結果)

 

2. 小問別

1(2)〔正答率29.8%〕漢字の読み 火の気
(多かった誤答)「ひ(の)き」57.2%

問題文「このあたりに火の気はありません。」をもとに、「火」・「気」の読みを答える問題です。誤答のほとんどは「ひ(の)き」でした。「気」の読みとして「き」は定着していたものの、「け」は定着していなかったようです。また、「火の気」という言葉にも馴染みがなかったものと思われます。漢字学習の際には、その漢字を使ったさまざまな言葉を確認して知識を確かなものにするよう心がけましょう。

 

4(2)〔正答率50.6%〕述語
(多かった誤答)「かばんは」15.9% 「あたらしい」14.9%

「ぼくの あたらしい かばんは それです。」という文の述語を選ぶ問題です。主語である「かばんは」を選んだ受験生は、述語の理解が十分ではありません。
文は、【主語】(「誰(何)が」「誰(何)は)」にあたる言葉)・【述語】(「どうする」「どんなだ」「何だ」にあたる言葉)・【修飾語】(「誰に」「何を」「どのように」などのくわしく説明する言葉)で成り立っています。文の構造を正しくとらえることで、読解の理解も深まります。

 

5正答率22.1%〕読点の位置

テスト 小2解答 国語 5

読点の位置に注意して、文意にあてはまらない、、、、、、、選択肢を一つ選ぶ問題です。選択肢アを選んだ受験生は、あてはまるものを選んで答えた可能性があります。問題の条件を正しく確認してから取り組むように心がけましょう。

 

7(3)〔正答率14.1%〕抜き出し 頭を下げた理由
(多かった誤答)「ハルトくん・サメの絵」と答えたもの26.6%

ともやくんが頭を下げた理由になるように、「 五字 がかいた 四字 を、ハルトくんがまねをしたと思いこんでいたが、それはまちがいだとわかったから。」にあてはまる言葉を二つ抜き出す問題です。正解は「ゆうまくん」「遠足の絵」ですが、一つ目の解答欄に「ハルトくん」と答えたもの、二つ目の解答欄に「サメの絵」と答えたものが多数ありました。
一つ目の解答欄に「ハルトくん」を入れると、「ハルトくんがかいた~を、ハルトくんがまねをした」となり文意が通りません。自分の答えを解答欄にあてはめて全体を読んで見直していればおかしいと気づけたはずです。また、遠足の絵として描いたものはサメでしたが、「サメの絵」という語は本文中にありません。抜き出し問題では、解答欄に言葉をあてはめてつながりを確認すること、本文中の語を正確に抜き出すことが必要です。

 

7(5)〔正答率44.7%〕選択 「ぼく」の気持ち

テスト 小2解答 国語 7-(5)

 

「ぼく」が先生の目を見て、うなずいたときの気持ちを選ぶ問題です。4割近い受験生が選んだ選択肢ウと同じ内容が本文の最後にあります。ただし、これは「ぼく」がうなずいた後で先生が言ったセリフですから、「ぼく」がうなずいたときの気持ちではありません。「ぼく」がうなずいた直前にある先生のセリフに注目すると、選択肢エが正解だとわかります。物語の流れを正しくとらえましょう。

 

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