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講評

2022年 2月実施

小3

小3

算数

平均点/満点 62.0点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
1. 大問別正答率(想定と結果)

全体の正答率は、ほぼ想定どおりの結果になりました。46の応用・発展レベルの問題にもしっかり取り組めていました。

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2. 小問別

2(4)〔正答率28.2%〕差を小さくする数・計算

筆算のア~エに、答えがいちばん小さくなるように0,3,5,8をあてはめ、その答えを求めます。計算というよりは、数の大小の理解を問う問題です。

 

正しくは、7アイを最小の703に、6ウエを最大の685にして計算します。最も多かった誤答は、最大にすべき6ウエを最小の658として703-658=45としたもの(28%)です。正しく数をあてはめながら計算間違いをしたもったいない誤答(10%)もありました。丁寧に取り組めたかどうかで差がついたといえます。

 

5(2)〔正答率17.4%〕資料の活用

かかる時間や道のりを表した図と、西駅発の電車の時刻表から、午前11時までに東駅に着くために、家を遅くとも何時何分に出発すればよいか、という問題文です。

 

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複数の資料から必要な情報を得て活用する力が問われています。
最も多かった誤答は、時刻表を見ず、21分と16分の合計37分を11時からひき、10時23分としたもの(16%)ものです。
なお、この問題を正解できるかどうかの分岐点は、最初に西駅発10時41分の電車に乗ることを求めることができたどうかでこれを求められた受験生のほとんどが正解までたどり着けています。

 

6(1)〔正答率60.6%〕タイル並べ

ア~ウのタイルを、右の形の中に、枚数の合計が最も少なくなるように敷きつめる問題です。

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正解は、下のAのようになります。おしい誤答は、下のBのようにしたもの(5%)ですが、無答(16%)やア~ウを使えていない誤答(12%)が多く見られました。

 

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小3

国語

平均点/満点 61.9点/100点
試験時間 30分
小問数 25問
1. 大問別正答率(想定と結果)

15のいずれの大問も、想定に近い結果が出ていました。試験全体の結果も、ほぼ想定どおりでした。
1(漢字の読み書き)や2(知識・文法)は、学年相応に定着しています。3(言葉の書きかえ)は、多くの受験生が問題の指示を正しく理解し、言葉を適切に書きかえることができていました。
読解問題(45)では、抜き出し問題の無答率が高くなっていました。抜き出し問題の正解は、傍線部から離れた箇所に書かれていることもあります。答えがすぐに見つからないときも、本文の中から適切な言葉を根気強く探すことが大切です。

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2. 小問別

2(1)〔正答率84.9%〕・(2)〔正答率24.8%〕音読みと訓読み

漢字の読み方と、その読みが音読みか訓読みかを答える問題です。(1)の「海」は訓読みなので、問題の指示(漢字が音読みならばカタカナで、訓読みならばひらがなで答える)にしたがって、「うみ」と答えます。一方、(2)の「本」は音読みなので、「ホン」と答えます。実際の答案を見てみると、誤答した受験生の大半は(1)・(2)とも漢字を正しく読めていましたが、(2)で音読み・訓読みを逆に答えていました。
(1)・(2)を両方正解した受験生は約22%で、(2)を正解できた受験生は(1)もほぼ正解できていました。
(1)は正解したものの⑵を誤答した受験生は、約65%でした。(1)より(2)の方が音読み・訓読みの区別が難しかったと思われますが、この数字には「音読みの場合はカタカナで答える」という指示を明確に意識しないままに(1)・(2)ともひらがなで答えたケースを含む可能性があります。

 

 

2(6)〔正答率52.8%〕・(7)〔正答率39.5%〕選択 文の型

文の型を答える問題です。(6)・(7)の文の型はともに「何が―どうする」ですが、(6)・(7)の文の型が異なると判断した受験生が多く見られました。
(6)・(7)をともに正解した受験生は全体の1%未満に留まっており、二問連続で同じ選択肢を選ぶのはきわめて難しかったようです。(6)・(7)のいずれかを誤答した受験生のうち、(6)を「何が―どんなだ」の文と誤答した割合は約40%、(7)を「何が―どんなだ」の文と誤答した割合は約50%でした。

 

4(1)〔正答率67.4%〕抜出 言いかえ そんな気分
(多かった誤答)食事に関する言葉(「食事」・「夕食」など)約30% 心情に関する言葉(「心配」等)約10%

この問題では、「しばらく取りやめになっていた」に続く言葉を本文中から抜き出すよう指示されています。誤答としては、食事に関係のある言葉(「夕食」・「食事」など)を抜き出したものが多く見られました。しかし、これらはいずれも「しばらく取りやめになっていた」ことではないので間違いです。
この問題に限らず、空欄にあてはまる形で言葉を抜き出す問題においては、文章の内容を理解するだけでなく、問題の指示に従って答えるよう意識することが大切です。

 

5(4)〔正答率26.7%〕記述 言いかえ このようなやり方
(多かった誤答)「(幼虫から)みつをもらって食べる」という内容を欠くもの約31% 無答 約20%

「このようなやり方」とは、クロオオアリが「チョウの幼虫を巣の中につれてきて育て」た上で、その幼虫から「みつをもらって食べる」ことです。
誤答した答案や、減点された答案を見てみると、模範解答の後半の内容(みつをもらって食べる)を欠いたものが多く見られました。正解の内容は読み取れているものの、制限字数内に内容が収まらず途中で終わっていたケースや、本文の内容をそのまま抜き出しただけで説明が不十分なケースが大半でした。また、解答字数が30~50字と多かったため、無答の答案も多く見られました。
このような字数の多い記述問題を正解するには、本文から正解の内容を読み取るだけでなく、その内容を整理して表現する必要があります。文末表現を整えることや、常体(だ・である調)で答えることにも慣れていきましょう。

 

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