公開学力テスト >  講評 >  2022年 2月実施 >  小2

講評

2022年 2月実施

小2

小2

算数

平均点/満点 60.9点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
1. 大問別正答率(想定と結果)

想定をやや下回る平均点になりました。57の応用・発展レベルの問題で得点に差が出ました。

※クリックして拡大画像を表示。

 

2. 小問別

2(2)〔正答率73.7%〕 (3)〔正答率48.1%〕数の問題

(2)は、「62より27小さい数は、7を□個集めた数」
(3)は、「1000より3小さい数は、□より6大きい数」
の、それぞれ□にあてはまる数を求めます。
この2問に共通しているのは、問題文の前半を読み、計算してから、後半の条件に合わせて答えを求めるところです。
最も多い誤答は、前半に書かれている数量関係だけを計算したもので、(2)では35(20%)、(3)では997(24%)でした。しかも、(2)で35と解答した受験生の大半が、(3)でも997としています。
なお、(3)では、桁数を間違えて、9991と解答したもの(9%)もありました。

 

4(2)〔正答率57.7%〕長方形の切断

長方形を、1本の直線で三角形と四角形に分ける方法を、次のア~ウから選びます。

ア 頂点を通らないように直線を引く。
イ 頂点を1つだけ通るように直線を引く。
ウ 頂点を2つ通るように直線を引く。

選択割合は、次の円グラフのようになりました。

 

この問題では、頭の中で考えるよりも、実際に図を描いてみる方が確実です。なお、誤答ウより誤答アの選択率が高くなったのは、(1)の三角形を1本の直線で三角形と四角形に分ける問題の解法と混同してしまったことが原因であると思われます。

 

6(1)〔正答率65.2%〕 (2)〔正答率11.6%〕文章題

本を、1日目は15ページ読み、2日目以降は前日より2ページずつ増やしながら読む、という問題です。
(1)は、3日目に読むページ数を求めます。最も多かった誤答は、15+2×3を計算し、21ページとしたも(11%)ので、「3日目」だから「2ページ×3日」としたようです。この問題のような、「初日から数えて何日目」を考えるときにありがちな間違いですので、注意しましょう。
(2)は、5日目が読み終わり、残りが12ページのとき、本は全部で何ページあるのか求めます。最も多かった誤答は、「5日目に読んだページ数(25ページ)+12ページ=37ページ」としたもの(18%)です。
「積算する」とはどういうことなのかの理解の有無が正解と不正解の差になったと思われます。

 

小2

国語

平均点/満点 66.7点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
1. 大問別正答率(想定と結果)

57の正答率は想定を大きく下回りましたが、6の正答率が想定を大きく上回ったため、全体としては、想定をやや上回る結果となりました。 24の知識・文法問題はよくできていました。5は、3人の登場人物の会話文からそれぞれが好きな果物を答える問題でした。好きな果物が複数あるのに1つしか答えていない答案が目立ちました。6の説明文は、ダンゴムシを主人公とした物語風の文章であったために取り組みやすかったようです。7の物語文では、⑴〔正答率23.1%〕の抜出問題や、⑷〔正答率27.9%〕の理由の選択問題で正答率が低くなりました。

※クリックして拡大画像を表示。

 

2. 小問別

1(4)〔正答率23.7%〕漢字の書き 林立
(多かった誤答)無答約32%

「林立」という言葉を知らなかったために得点できませんでした。「立」は書けていましたが、「林」については「新」「森」「近」など、音の似た漢字を書いた誤答が目立ちました。辞書などを活用して、さまざまな言葉を用法とともに身につけましょう。

 

5正答率30.2%〕会話の読み取り 好きなくだもの
(多かった誤答)ゆりかを「バナナ」のみと答えたもの約19%

ゆりか達三人の会話から、好きな果物を読み取ります。好きな果物が三つあるゆりかで不正解になった受験生が目立ちました。それぞれが好きな果物をメモしながら解くことで正解できます。落ち着いて丁寧に取り組みましょう。

 

6(4)〔正答率48.6%〕選択 内容真偽
(多かった誤答)選択肢エを選んだもの約25% 一つしか選ばなかったもの約13%

本文の内容にあてはまる選択肢を二つ選ぶ問題でした。正解は選択肢ウ・オですが、選択肢エを選んだ誤答が目立ちました。本文最後の話題が「だっぴ」であったために、「だっぴ」という言葉を含む選択肢エを選んでしまったものと思われます。また、選択肢を1つしか選ばなかった答案がありました。問題文中の指示が守られていません。

 

7(1)〔正答率23.1%〕抜出 隣の席が空いていた理由
(多かった誤答)一つ目の空欄に「リュウくん」と答えたもの約30%

一つ目の空欄の正解は「サキちゃん」ですが、傍線部直後にリュウくんの話題が続くことから、同じ字数の「リュウくん」を正解と思いこんだ誤答が多くありました。この文章では、前半に転校してきたリュウくんのこと、後半に転校していったサキちゃんのことが書かれています。今リュウくんが座っている席が空いていた理由は、サキちゃんの話題の中で示されています。正解は見つけるには、文脈をとらえる力が必要です。

 

7(4)〔正答率27.9%〕選択 よくない理由

誤答は選択肢ア・イ・ウそれぞれ一定数ありました。最も多くの受験生が選んだ選択肢ウは「~してないから」と否定の表現になっています。あてはまらないものを選ぶ問題では、選択肢の吟味に注意深さが求められます。
また、選択肢を複数選んだ受験生は「あてはまらないもの」を選ぶという指示を見落としていた可能性があります。

 

 

一覧へ戻る

その他の講評他テストの講評はこちらから