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講評

2018年11月実施

小4

小4

算数

平均点/満点 57.7点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
全体

計算問題や基本的な問題は、よくできていました。得点差がついたのは、数や文章題などの応用問題や図形の性質を利用する問題です。

問題別

大問2(5)[正答率53.0%]は、和と差の関係を利用する問題です。「和の28」から「差の2」をひき、それを2でわるのですが、誤答のうちの約45%が、「和の28」を2でわったあとに「差の2」をひいた解答でした。よくある間違いですが、図に表して数字を整理し、求めるものを意識しながら順序良く解答していけば防げる間違いです。

大問3[正答率85.6%]は、長さの単位換算と式の記述問題です。誤答の答案を分析すると、式(考え方)でまちがっていたものはほとんどありませんでした。不正解の原因のほとんどが単位換算のミスです。4m80cmを4080cmに換算したものが誤答のうちの約45%、4.8cmとしたものが約20%など単位換算は大きな課題でしょう。

大問4(1)[正答率31.0%]、(2)[正答率33.8%]は、長方形を切り、動かして組み合わせた形を答える問題です。(1)は平行移動させた形で、平行四辺形が正解ですが、台形または長方形と答えていた誤答が目立ち、それぞれ約25%ずつありました。(2)は回転移動させた形で、直角三角形が正解ですが、誤答のうちの約25%が三角形、ついで約10%が二等辺三角形と答えていました。

大問7は、与えられたルールに従って計算する問題です。(1)[正答率18.3%]は、難問ではありますが、無解答が約40%と目立ちました。また、5番目の数を答えるところを6番目の数まで求めて答えていた答案も多数ありました。

まとめ

4年生は、各分野において小学5、6年生に向けての基礎を固める学年です。
図形では、図形の特徴などの知識や、図形の性質を利用した基本的な見方を身につけておく必要があります。文章題では情報を整理する方法や、条件同士を関係付けて利用する解法を身につけておく必要があります。

小4

国語

平均点/満点 63.1点/100点
試験時間 30分
小問数 25問
全体

平均点は63.1%と、ほぼ想定どおりでした。大問別では、[1]「漢字の読み書き」は想定を大きく上回りましたが、[2]「知識・文法問題」は想定を大きく下回りました。[4]「文学的文章の読み取り」・[5]「論理的文章の読み取り」といった読解問題の正答率は、ほぼ想定通りでした。

問題別

[1]「漢字の読み書き」 (1)~(3)の漢字の読み取り問題は、いずれも正答率が90%を越えました。漢字の書き取り問題は、(5)「昼間」[正答率84.9%]・(6)「下手」[正答率72.7%]・(7)「電池」[正答率82.1%]の正答率が想定を上回りました。(4)「鳴(く)」[正答率65.8%]では、送りがなを含めて「鳴く」と答えた誤答が目立ちました。同様の間違いは、[2](1)「合(う)」[正答率60.3%]でも多く見られました。

[2]「知識・文法問題」 正答率が想定を下回った要因は、(5)~(7)の修飾語の問題です。(7)[正答率13.4%]は、半数以上の受験生が傍線部よりも前にあるアを選んでいました。修飾語は、その言葉より前にある言葉を修飾しません。修飾・被修飾の関係についての基本的な理解が不足しています。

[3]「言葉の書きかえ」 (2)[正答率76.2%]は、文を名詞で終わる形に書きかえる問題ですが、倒置の文に書きかえている答案が散見されました。言葉を書きかえる問題では、〈例〉をもとに、線部の言葉をどのように変化させればよいかを考えることが必要です。

[4]「文学的文章の読み取り」 大問全体の正答率はほぼ想定通りでしたが、指示語の記述問題である(4)[正答率20.0%]の正答率が想定より低くなっています。半数以上の受験生は指示語の指している内容が読み取れていませんでした。指示語の問題は、解答を指示語に当てはめて意味が通るかどうかを確認しなければなりません。

[5]「論理的文章の読み取り」 (2)[正答率55.3%]の誤答がアに集中していました。選択肢の前半の内容は本文中に書かれていますが、後半の内容は本文中に書かれていません。選択肢問題は各選択肢を最後まで十分に吟味することが大切です。

まとめ

漢字の知識や基本的な読解力は身についています。しかし、全体的に注意力が不足しています。また、修飾語・言葉の書きかえなどの弱さから、論理的な思考力については課題があると言えます。このテストを振り返ることで、自分にはどんな課題があるかを発見し、それを克服しましょう。

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