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講評

2018年11月実施

小2

小2

算数

平均点/満点 60.8点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
全体

基本的な問題はよくできていました。課題は、文章題や単位に関する問題で、3桁の数を扱う計算での繰り上がり・繰り下がりでミスが多かったことです。

問題別

大問2(3)[正答率64.1%]は、4種類のクリップから個数の合計が最大になる2種類を選び、合計を答える問題です。正解は、170+140=320(個)ですが、百の位への繰り上がりミスをして220個や420個と答えたものが、誤答のうちの約35%もありました。(4)[正答率60.2%]は、男女の人数の比較です。男子の人数78人を求め、「男子が78人多い」と答えたものが、誤答のうちの約50%ありました。問題文を正確に読めていないことがわかります。

大問3文章題です。問題文「昨日は31ページ読み、今日は昨日より14ページ少なく読んだので、残りは58ページ」について問いに答えます。(1)[正答率67.9%]は、今日読んだページを記述して求める問題です。正しい式「31-14」まで記述でき、計算間違いをした解答は、誤答のうちの約20%ありました。また、「31+14」と間違った式や関係ない「58」を入れた式が多く見られました。問われていることを正しく理解せず、安易に解答したことが原因でしょう。

大問4は、かさに関する文章題です。(2)[正答率43.3%]は、(1)[正答率87.0%]の結果を用いて解く問題ですので、(1)を正解した答案のみ分析しました。問題を解く過程は、「①2L4dLの半分を求め」「②それに(1)で求めた答えをたす」なのですが、①の結果だけを答えた間違いや、①をとばして②だけ考えた間違いが多くありました。少し条件が複雑になると、解いている間に条件を見逃しがちになる、ということがわかります。このような問題を確実に正解するには、答えを書いたあとに、もう一度解き直すことや問題条件の再確認などを行うことが必要です。

まとめ

量と測定の分野で学ぶ単位については、実際の生活の中で、軽量カップや台はかりを使うなど、実体験を通して定着を深めることをお勧めします。
また、条件が複雑な問題にあたるときには、問題文中の数字や条件にアンダーラインを入れたり囲んで印をつけたりすることに取り組み始めましょう。印を付けることによって、読み落とし防止や問題理解促進を高め、さらには解き直しや条件再確認を行う際に、ミス発見の確率も高まります。

小2

国語

平均点/満点 75.6点/100点
試験時間 30分
小問数 20問
全体

平均点は75.6%と、想定を上回る結果となりました。特に、[6]「物語文の読み取り」の大問別正答率は高くなっています。[3]「述語」・[5]「説明文の読み取り」で得点に差がついきました。

問題別

[1]「漢字の読み書き」では、(4)「二十日」[正答率50.0%]の誤答として「八日」が目立ちました。「二十日(はつか)」のように特別な読みをする言葉には注意が必要です。

[3](1)[正答率65.8%]・(2)[正答率71.8%]は、文の述語を囲んで答える問題でした。どちらの問題でも複数の語を囲んだ誤答が多くあり、傍線を引いたものもありました。正答率がとくに低かったわけではないものの、どちらも2割近い答案の解答欄が空白のままでした。文法問題は、決まりごとを理解して学習を繰り返すことで確実に得点できる分野です。この機会に、述語だけでなく主語についても合わせて確認しておきましょう。

[4]は、「生」におくりがなをつける問題で、(3)「(ひげを生)やす」[正答率60.3%]では「える」の誤答がありました。「生える」では「ひげを」につながりません。文のつながりを確認することが必要です。

[5]「説明文の読み取り」では、空欄にあてはまる言葉を抜き出す(1)[正答率58.0%]の誤答のほとんどが「つち」・「どろ」でした。文脈にはあてはまりますが、本文中にない言葉ですから正解になりません。丁寧に本文をたどっていけば「すな」が見つかります。抜き出し問題では、本文にたちかえることが必須です。(2)[正答率57.4%]は、あてはまる接続語を選ぶ問題でした。なんとなく選ぶのではなく、空欄の前後の内容を見比べてつながりを確認する作業が求められます。原因・理由なのか、くいちがいがあるのか等を捉えることで、あてはまる接続語が決まります。

[6]「物語文の読み取り」では、「あてはまらないもの」を選ぶ(3)[正答率62.4%]で正答率が低めとなりました。

まとめ

全体的にしっかり取り組めていたと評価できる答案が多くみられました。今後の課題は、確実に得点に結びつける粘り強い姿勢です。選択問題では感覚で選ぶのではなく、選択肢と本文を照らし合わせ客観的に判断することです。また、抜き出し問題では、本文中にある言葉を正確に抜き出すことです。そして、自分が書いた解答の表記(漢字・ひらがなの別など)や、解答をあてはめた文のつながりを確認する習慣を身につけましょう。

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